協会案内
会長ごあいさつ
社団法人日本鋼構造協会会長
梨
晃一

新生「日本鋼構造協会」の発足と総合技術情報誌創刊のご挨拶
晩春の候、皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素から本協会の活動に関して、格別のご高配、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、既にご案内の通り本協会はこの4月1日より、ステンレス構造建築協会と合併し、鋼構造に関するより広い視野と活動範囲を担う、新生「日本鋼構造協会」となりました。
わが国の建設業界をめぐる環境は、大量生産・大量消費時代から、持続的かつ再生可能で環境にもやさしい「ストック型」の建造物を求める時代へと大きく変化してまいりました。この間、日本鋼構造協会では、炭素鋼を中心とした「鋼材」を核として、さまざまな技術課題を克服しつつ社会発展を支えてまいりました。
一方、合併したステンレス構造建築協会は、ご承知の通り、1994年に創立されて以来、「炭素鋼」より腐食耐性に優れた「ステンレス鋼」を、建築構造部材に適用するという時宜に適った新しい市場の創出に挑戦してこられました。関係者のたゆまぬ努力と活発な協会活動により、建築基準法第38 条に基づく大臣認定の取得をはじめ、ステンレス構造材の基盤技術開発、各種基準・規格類の整備、高度化を目的とした調査研究事業、会誌発行、技術講習会開催などの広報事業、工場認定及び技術者の認定事業等を実施し、建築分野に広く普及させるための確固たる基礎を築いてこられました。
新生「日本鋼構造協会」では、ステンレス関連企業を会員として迎えることで、新たな知見を得られるとともに、従来からの会員との交流を通じて、より一層鋼構造の発展に寄与する革新的な叡智を創出できることと確信しております。今後、炭素鋼とステンレス鋼を車の両輪とした協会活動により、新しい鋼構造技術を開花させ、これらの成果をわが国のみならずよりグローバルな利益となるように積極的に発信していきたいと考えております。
こうした未来志向の合併を機に従来の日本鋼構造協会の会誌「JSSC」もまた、鋼構造総合技術情報誌「JSSC」へと改編発展させることといたしました。
今後は、従来の炭素鋼だけでなくステンレス鋼も含めた広範な鋼構造技術の発信媒体としての役割を担うべく、編集体制の強化、企画・表現手段の充実を図り、より一層、関連の研究者・技術者のニーズに沿った「鋼構造総合技術情報誌」にむかって推進し、鋼構造の普及発展に寄与して行きたいと考えおります。
皆様におかれましては、新生「日本鋼構造協会」ならびに総合技術情報誌を目指す新たな「JSSC」誌に対する御指導、御鞭撻ならびに御厚情を引き続き賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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